東京パラリンピック~ユニバーサルリレー~

29 September 2021

こんにちは。
前回に引き続き、東京パラリンピックのご報告です。
今回はユニバーサルリレーについて書きます!

 

東京パラリンピックでは、ガイドランナーの塩川さんと

1走を走らせていただきました。
結果は、日本記録を更新し、メダルを獲得することができました。

決勝は4位(47’98秒)でゴールしましたが、
2位の中国が失格となったことで、3位に繰り上がり、

メダルを獲得することになりました。

 

失格による繰り上がりということで、それを知った時はちょっと複雑な気持ちでした。
でも時間がたち冷静に考えると、
4チームしか決勝に上がれない厳しい争いの中で、予選を通過し、
失敗なく確実にタッチを繋げたことが、メダル獲得につながったと信じています。

 

そして、やっぱりメダルを獲得できて本当に嬉しかったです。
それは、私個人としてということよりも、

リレーチームとして獲得できたことが何より嬉しかったです。

 

2019年から「東京パラリンピックでメダル獲得」という目標に向かって

スタートしたユニバーサルリレー。
障害・性別が異なる選手同士がタッチをするので、走力の差が大きかったり、

タッチする姿勢の難しさであったり、とにかく試行錯誤でした。
リレー担当コーチ、映像スタッフの方に分析していただき、
そのフィードバックを元にまたチャレンジする…その繰り返しです。
何度も合宿をし、選手同士でも話し合いながら、良い方法を探り、

互いに励まし合ってきました。

 

今大会、レースに走ったメンバーだけでなく、
2019年からteam JAPANで切磋琢磨したリレーメンバー、
コーチ、スタッフの皆さん全員でつかんだメダルです。

 

 

ちなみに、タッチワークの難しさを欠きましたが、実際に私自身はタッチはしません。
代わりに、ガイドランナーの塩川さんがタッチをします。
だから、私はとにかく速く走ることに専念しています。
一方で塩川さんは、私が内側のラインを踏んだりしないように、

抵抗のかからない微妙な力加減で私を導きつつ、
2走の選手にタイミングをみて声をかけてタッチをするという、

ものすごい技術を求められていたし、責任も大きかったと思います。
だから、それをやってのけた塩川さんも

メダルを授与してもらえたことは本当に嬉しいし、
もっと多くの人にこのことを知ってもらいたいです。


メダルを獲れたことは嬉しいけれど、悔しさももちろんあります。

 

次は、順位でメダルを獲得したいし、
圧倒的な力の差を見せつけられたアメリカや中国を脅かす存在になりたい。
表彰式の時、強くそう思いました。

 

そして、そのためには、個人の100mでもっと速くなって、

またチームに貢献したい、そう思いました。


ユニバーサルリレーはとても反響があり、たくさんの方に「楽しかった」、

「感動した」と言っていただくことができました。
レースを見て、楽しかったと言ってもらえるのってすごく嬉しい☆


書きたいことはまだまだたくさんあるけれど、

長くなってしまったので、この辺で我慢します。


たくさんの応援、本当にありがとうございました。
そして、リレーメンバーの皆さん、ありがとうございました。


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