東京パラリンピック
こんにちは。
少し間があいてしまいましたが、
東京パラリンピックのご報告最終回です☆
これまでの2回は競技のことについてでしたが、
最終回の今日は、選手村での生活のご紹介と
たくさんの方への感謝を伝えたいと思います。
私が選手村に滞在したのは8月28日~9月5日の8日間でした。
競技スケジュールがタイトだったので、あまりゆっくりはできなかったのですが、
ルームメイトと過ごした時間はとても大切な時間でした。
高田 千明選手、高桑 早生選手、村岡 桃香選手です☆
みんなで部屋のTVで競技を観戦したり、
とまらないおしゃべりをしたり、
いっぱい笑って…
ピリピリとした気持ちを忘れさせてくれる、
大切なひとときでした。
高桑選手とは、ずっと果たせていなかった「一緒にパラリンピック出場」という約束をやっと果たすことが出来ました。
アジア大会でもルームメイトでしたが、
毎回、彼女には助けられてばかりです。
今回も100m準決勝前夜には優しくてあたたかい言葉をかけてもらい、
号泣しそうになりました。
長いつきあい、お互いよく分かっているからこそ、心に響きすぎました。
ありがとう、さきちゃん。
そして、選手村生活で欠かせないのはご飯です☆
私はどこの国に行ってもご飯がおいしくてたまらないのですが、
今回は特別おいしかったし、楽しかったです。
選手が楽しく食事ができるように、
日本各地のお料理が日替わりで食べることができ、
「今日は何だろう?」とワクワクしていました。
その他、選手村には選手が楽しめるような工夫がつまっていたし、
選手村スタッフ、ボランティアスタッフの皆さんが本当に親切にしてくださり、
快適な時間を過ごすことが出来ました。
村内でも競技会場でも、
本当にたくさんの大会関係者の方、
ボランティアの方たちが大会を支えてくださっていました。
雨の日も、暑い日も、朝早くから夜遅くまで、どんな時でも屋外で、いつでも笑顔で
「がんばって」「お疲れ様」「おかえりなさい」「おめでとう」
本当にいつも笑顔で声をかけてくださいました。
その言葉にいつも励まされ、心がすっと軽くなって、自然と笑顔になれました。
自国開催だからこそ、
大会がいかに多くの方に支えられて開催されているかということを
肌で感じることができました。
新型コロナの影響で、
2年前までは想像していなかったようなこともたくさんあったし、
オリパラ開催自体が危ぶまれた時もありましたが、
たくさんの方のご尽力で、本当に素晴らしい大会に選手として出場させていただくことができ、幸せです。
組織委員会の皆様、大会関係者の皆様、ボランティアの皆様、スポンサー企業の皆様、競技団体の皆様、医療関係者の皆様。
そして、応援してくださったすべての皆様、
最高のパラリンピックを本当に本当にありがとうございました。
私は3年後のパリパラリンピックに向けて、
またがんばります!
来年は神戸で世界パラ陸上も開催されるので、
盛り上げていけるよう、全力疾走!がんばります!